豊福知徳財団主催の「豊福知徳氏 お別れの会」がありました。

わたしが招待されたのは1997年にジー・エー・タップが発行した
「遥かなる漂流」という豊福氏の紹介本のライティングをしたからでした。

「遥かなる漂流」。
遠く異国で彫刻を極め続ける豊福氏の本に、
こうタイトルをつけさせていただきました。
ミラノに2週間滞在した取材はかけがえのない体験となりました。
会場には美術関係者ほか懐かしい面々が・・・。

ミラノの映像も流れ、ご親戚というピアニストの演奏があったりして、
亡き豊福氏を偲ぶ時間が流れました。

モニュメント「那の津往還」は制作過程を取材し、
除幕式にも出席しました。

このとき、わたしはこの場にいました。
ミラノ、スフォルツェスコ場内の市立美術館にあるミケランジェロの未完の遺作。
「ロンダニーニのピエタ」。
この彫刻は最も好きなものの一つとおっしゃっていました。

久留米の「石声庭」。

記念品でいただいたスケッチブック。