


この古墳群は乙金山(おとがなやま)の西の丘陵地帯にあります。
なんと30基ほどからなる群集墳(公園に含まれるのは一部)。
時期は古墳時代後期から終末期(6世紀後半〜7世紀)。
古代山城大野城に接しています。
直径10mくらいの小さな古墳がぽこぽこあります。
初期に造られた18号墳は近くの古墳群の中でも最大級(直径約25m)。
内部には高さ3.5mほどの巨大な石室があって、
鉄鉗(かなはし)などの副葬品が出土しました。
葬られた人物は鉄器生産集団を総括したリーダーとも考えられています。
水城や大野城の築城時代、乙金の有力者たちも協力したのでしょうか。
広々とした古墳群は、緑が多く、とても癒やされます。
案内板も、子どもも興味持てるようにとても分かりやすいもの。
秋の墳ピクシーズンにはもってこいの古墳公園。
一番高いところからの眺めもよく、
背振山に落ちていく夕日を眺める場所としてもよさそう。
駐車場もトイレも完備。
おすすめ墳活スポットです。























