2019年09月16日

動乱蜂の旅@動乱蜂

何年も前からわたしのスケジュール帳の9月15日には
動乱蜂(どうらんばち)が記載されていました。
そのネーミングの妙からも気になっていて
行ってみたかったのですが、
今回やっと機会が来て、友だちを誘って出かけました。
動乱蜂は約360年前も前から
久留米市山川町王子若宮八幡宮の氏子さんたちが伝える神事。
毎年9月15日に行われます。
県の無形民俗文化財指定。
悪疫退散、五穀豊穣を祈願してのもの。
地域の若者に伝授されたものが、
久留米藩の砲術指南役によって本格的に改良されました。
高良山の神職の方が神火をつけると導線を伝って、
火の玉が山際に設営された火薬に高速でひゅるひゅると向かいます。
点火されると、通常の花火とは概念が違う、
まるで山腹から噴き出したマグマのような噴火とも見紛う爆発が起こり、
その爆音と火花に圧倒されます。
蜂の巣をつついて、
中の蜂がいっせいに飛び出す様子がその由来とされますが、
その名を優に超える迫力です。
繋がる高良山には列をなす神籠石があり、
古代から続く土地の精霊が宿ったかのような花火。
都会の花火とはまったく違う、
神事としての花火に釘付けになった夜でした。


※動画は友人提供
ラベル:久留米 動乱蜂
posted by 理乃 at 12:38| Comment(0) | 福岡県久留米市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする