西鉄白木原駅のすぐそばにも地禄神社を見つけました。


この地点に立つと、奥に地禄神社が見えています。

道の脇には猿田彦命の石碑があり、
この道が古い時代の大事な通りだと分かります。
それでは地禄神社に近づいてみましょう。

今では近くのマンション群に埋もれるようにして存在します。


さて、地禄神社とは何でしょう?

(※クリックすると拡大し、縁起を読むことができます。中に字の間違い発見…)
地禄神社の祭神は埴安命。
5月2日にご紹介した埴安神社と同じ祭神です。
どうして一方は埴安神社で一方は地禄神社なのか?(不明)
いつか分からないくらい古い時代から存在することは確か。
地禄とは大地から与えられる幸。
農耕社会の生産を司る神として崇められてきたと
縁起に書かれています。
農耕に生きた古代の人々。
祈るのは豊かな収穫。
古代、地禄神社の周りは田園で、
人々は豊作をここで祈ってきたのでしょう。

社殿の中には何やら張り紙が…。


きゃあ…。

このような張り紙も。
そして、こんなものが置かれています。
日拝詞(にっぱいし)。

広げてみると…。


神社に大樹はつきもの。
ここでも大きなクスノキが大事にされていました。

すっくと伸びた銀杏も。
次回は地禄神社の狛犬をご紹介します。

アンティーク風ドロワーボックス
