最後の日にみやま市を代表する芸能に出くわしました。
「幸若舞」です。
「幸若舞」ってなに?ですよね。
それは室町時代に流行した語りを伴う曲舞(くせまい)。
今、残っているのはみやま市だけなんです。
能や歌舞伎の原型として、
700年の伝統があります。
それが毎年1月20日に大江天満神社で奉納されるのです。
この日、車でとおりすがりに「幸若舞」の看板を見つけたわたし。
1年に一度の日に出くわすなんてラッキー。
取材の若干のあき時間に寄ってみました。
これが集落の中にあり、
なかなか分かりにくいかも。
訪れてみれば、まさにクライマックス!
ここで終わろうかというタイミング。
では、その動画をどうぞ。
足を踏み鳴らす動きが独特です!
幸若舞は中世から近世にかけて武士に愛され、
平敦盛と熊谷直実の一ノ谷の合戦『敦盛』などが特に好まれました。
『敦盛』はかの織田信長が桶狭間の合戦出陣時に舞ったとされています。
信長の舞い姿はきりりとしたものだったでしょうね。
幸若舞が行われた幸若舞堂はとても立派な建築です。
本殿も見てみました。
天井には天井絵が復元されていました。

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こちらは絵馬。

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ラベル:幸若舞
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