2011年08月23日

こうの史代『この世界の片隅に』

風邪をひいて、4日間、ずっとベッドで過ごしました。
その間、久しぶりに漫画を読みました。
近頃はさっぱりですが、大学時代は漫研に在籍してたんです(笑)

大好きな作家、こうの史代さんの「この世界の片隅に」。

この世界の片隅に(前編) (アクションコミックス) [コミック] / こうの 史代 (著); 双葉社 (刊)

この世界の片隅に(後編) (アクションコミックス) [コミック] / こうの 史代 (著); 双葉社 (刊)

『夕凪の街 桜の国』を読んで以来のファンですが、
この作家の好きな言葉が、
わたしも好きです。

「私はいつも真の栄誉をかくし持つ人間を書きたいと思っている」(ジッド)

戦時下のお話。
おっちょこちょいの主人公、すずが呉に嫁ぎ
日常生活を送る話。
静かな反戦漫画。
おっとり優しいタッチで描かれる。

感心するのは、
作者が知らない戦時下の風物がよく描かれていること。

誰も何も悪くないのに、
大事なものが奪われていく戦争。。。
声高に反戦を叫ぶことはないのに、
身の回りのものや人を愛することを描くことで、
静かに思い至らせる。。。


posted by 理乃 at 17:45| Comment(2) | ★図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「夕凪の街 桜の国」は数年前映画化されませんでしたか?
原爆が投下された広島が舞台だったかと・・・。
 雑誌等の記事で気になっていたのですが、
都合がつかず、観にいけませんでした。
ビデオ化されていれば機会をみつけて、観てみたいです。
 漫画は結構読んでいますが、この作家はよく知りませんでした。

Posted by はなちゃん at 2011年08月23日 20:50
>はなちゃんさま

「夕凪の街 桜の国」は映画化されています。
映画はまずまずかな。。。
たぶんレンタルできると思うので見てください(⌒-⌒)
Posted by 理乃 at 2011年08月23日 21:14
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