2011年09月03日

『衝撃の絵師 月岡芳年』

今、本があま読めない状況ですが、
画集を一冊、手に取りました。
血みどろ絵なんてのがあるから、
おすすめするわけではありませんが、
すごい絵師です。
幕末から明治を生きた月岡芳年。
思えば、この時代は内戦の時代。。。
人々が争い、血を流した時代でした。

緻密な描写力。
物語の世界を視覚化する稀有な才能。。。
没入して見入ってしまいます。。。

この絵師に魅入られた作家は多かった。
カバーに書かれた、それらの作家の言葉がいい。

たとえば三島由紀夫。
「おのれの生理と、時代の末梢神経の昂奮との幸福な一致。。。」

桶狭間の前哨戦で討ち死にした佐久間大学、
新聞の三面記事に掲載された復縁を拒否して殺害された妻、
明治のつやっぽい女たちの風俗、
妖怪や幽霊など。。。
本の中から飛び出してきそうな躍動感が芳年の特徴。
色彩と構成力もすばらしい。。。

衝撃の絵師 月岡芳年 [単行本(ソフトカバー)] / 新人物往来社 (編集); 新人物往来社 (刊)
ラベル:月岡芳年
posted by 理乃 at 18:09| Comment(0) | ★図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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