一度は訪れたいとかねがね思っていた朝倉橘広庭宮(あさくらのたちばなのひろにわのみや)。
飛鳥時代の斉明天皇の皇居だったと言われるところです。
斉明天皇というのは女帝で、あの天智天皇と天武天皇のお母さんです。

古代日本が一大事を迎えたときのことです。
660年百済が唐と新羅によって滅ぼさます。
斉明天皇は661年日に博多にあったという磐瀬行宮(いわせのかりみや)に入ります。
そして移ったのがここ朝倉橘広庭宮。
百済復興の戦に備えたのですが、すぐに亡くなります。
この場所からは何も出てこないので特定されているわけではないようです。


橘の樹が植えられていました。

そばにはこんな果樹園も。

古代の歴史が眠る朝倉。
とても興味深いところです。