2014年08月22日

万田坑レポート

かねてより訪ねたかった熊本県荒尾市の万田坑。
ついに機会を得ましたのでレポートします。

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駐車場に車をとめ、ステーションに向かいます。

さて、まず万田坑とは。。。

万田坑は石炭の鉱山。
三池炭鉱の坑口として整備された日本最大級の炭鉱施設。
明治30年から35年にかけて作られた第一竪坑と
明治31年から41年にかけて作られた第二竪坑からなります。
昭和26年採炭効率が低下し、第一竪坑を解体。
第二竪坑は坑内管理のため平成9年まで機能を維持。
日本の近代化に多大な貢献をした第二竪坑櫓、巻揚機室、倉庫などの施設を保存。
当時の優れた炭鉱技術を伝えるため平成10年国重要文化財指定を受けます。
現在、世界遺産登録を目指しています。

さて、ステーションで入坑料400円を払います。
するとすぐガイドがあることに気づきました。
でもほかにお客もなく、ガイドさん貸し切り状態。
全施設を1時間ほどかけて丁寧に説明していただきました。

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ステーション内のミニチュア。

20140820万田坑5_1.jpg

山ノ神祭祀施設。

炭鉱で働く人々はまずここで安全を祈願して坑内に入りました。
地の底の危険と隣り合わせの職場です。
ものすごい雰囲気を感じます。

見上げるばかりの巨大な第二竪坑櫓。
美しい。

20140820万田坑7_1.jpg

20140820万田坑1_1.jpg

櫓は18.9mの鉄製で明治41年(1908)完成。

竪坑とはケージ(エレベーター籠)を使って、坑道に降りる人々の昇降や機材の搬入搬出、
換気や排水を行う施設。
坑口から坑底までの約264mを約1分で昇降しました。

20140820万田坑6_1.jpg

竪坑内部。
ケージがここを昇降しました。

下は昭和初期に作られた職場。
ここでは坑内で使う機会類の修理が行われていました。

20140820万田坑9_1.jpg

ご苦労さん、の字が見えます。

かつて日本の近代化に貢献した貴重な施設。
ここで燃えていた人々の思い。
地の底へ向かう恐怖。。。

向かいの万田炭鉱館では24日まで江上茂雄展を開催中。
この機会をお見逃しなく!
posted by 理乃 at 15:02| Comment(0) | 熊本県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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