2007年05月28日

風景絵本…「ニッポンの風景」

風景絵本のご紹介。

「ニッポンの風景」絵+文:島田アツヒト
      ↓
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=10GDGT+53DJ3M+5WS+C28PV&a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F1732123%2F

クスノキが一本ある日本のある街の変遷を時代順に追った絵本です。
モノクロのペンタッチ。
クスノキだけが彩色されています。

始まりは原野。
うさぎやたぬきがいて、鳥がいる湿地帯。

明治の初めに村が生まれ、田んぼができます。
そのうちクスノキの根元にはほこらが作られ、
人々が守っている様子が伺えます。
大正になると電気が引かれます。
昭和になると電車も走ります。
昭和40年にはついに田んぼは姿を消します。
一旦クスノキは撤去されようとしますが、
反対運動で守られます。
次々にビルが建ち、変容し続ける街。
日本のどこででも見られる風景の変遷です。

とても丁寧に描かれていて、
細部を見るのが楽しい絵本です。
田んぼに向かって苗の束をヒュッと投げる子ども。
かごめかごめをする子どもたちのそばで、
小さな兄弟を背負って見ている女の子。
道路工事で人力で土を固める人たち…。
老いも若きも、
それぞれの視線で眺め入ってしまう絵本ではないでしょうか。

posted by 理乃 at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ★絵本コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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