2016年03月20日

K顧問と行く熊本装飾古墳ツアー その1 宇賀岳(うがだけ)古墳

3月19日と20日は熊本県内装飾古墳の一般公開日。
装飾古墳の公開日は春と秋の二回行われていますが、
より鮮明に見えるのは春の方といいます。
ということでK顧問の案内できゅーはく女子考古部OBが企画したツアーへ行ってきました。
一番初めに向かったのは宇城市の宇賀岳古墳。
高速の松橋ICで降りて、道の駅うきで集合。
天草へ向かう宇土半島の付け根あたりに位置します。
宇賀岳古墳は、ほど近い岡岳総合運動公園内にあります。
標高約60mの宇賀岳山頂。見晴らしもいいです。

DSC_0288 - コピー.JPG

このあたりの古墳はこのような高いところにあるとのこと。
かつては露出していたため「鬼の岩屋」と呼ばれていました。
昭和55〜56年の保存修理工事で復元されています。
公開日の旗がひらめいていて、案内の方が待機されています。

DSC_0292 - コピー.JPG

いよいよ石室に入ります。
6世紀古墳時代後期、阿蘇溶結凝灰岩の切石を組み合わせた石棺系石室。
3枚の巨石が組み合わされ、
上に2個の刀掛突起がついています。
今は欠落して痕跡のみ。
さて、装飾は。。。

DSC_0297 - コピー.JPG

約10cm幅の平行線の内側に円文が等間隔に11個線刻。
その上下には三角形を組み合わせた鋸歯紋(のこぎりばもん)の線刻があります。
その上から赤。緑色顔料を使って彩色されています。
かろうじて円文が分かる程度。
東西の側壁にも同様の装飾があったらしいのですが、
今はよく見えません。
出口に使われた塗料のベンガラと緑土のサンプルが置かれていました。

DSC_0299 - コピー.JPG

モスグリーンの緑は自然で落ち着いた色でした。

所在地 : 宇城市松橋町松山(岡岳総合運動公園)
posted by 理乃 at 16:03| Comment(0) | ★古墳らぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: