博多川に何やら幕が張られているのを見て、
はたと気づきました。
船乗り込みがあるのだと。
そこで早速見物することに。
「六月博多座大歌舞伎NINAGAWA十二夜」のため福岡入りした役者が
ご当地到着を船に乗ってお披露目する伝統行事。
博多座と大阪松竹座にのみ残る行事です。
白い紙吹雪が降る中、
九隻の船が川を下ります。

これは人間国宝の尾上菊五郎。
後ろにいるのは福岡市長。
「音羽屋っ!」という掛け声がかかり、
沿道は大賑わい!
これは尾上菊之助。

菊さまはとってもきれいです。
下船後、式典に駆けつけ挨拶をする演出の蜷川幸雄。

白い紙吹雪はどこから降ってくるのか、
ずっと降り続けてました。
なんとこの日は3万5000人がこの初夏の風物詩を堪能したとのこと。
賑々しいことはいいことです。
うーん、「六月博多座大歌舞伎NINAGAWA十二夜」。
見たくなっちゃいました。
菊之助も「シェークスピアと歌舞伎が核融合した」なんて言ってましたし。