JR阪和線に乗り、百舌鳥駅で乗車。
百舌鳥古墳群を回る前に予備知識を得るために、
仁徳天皇陵の南に位置する大仙公園にある堺市博物館に行きました。
目玉は博物館のロビーに設置された「百舌鳥古墳群シアター」。
約200インチの大型スクリーンにCGを駆使して制作した仁徳天皇陵の大きさと、
シンプルで美しいデザインに圧倒されました。
あの巨大な古墳の周囲をぐるりと取り巻いていた赤い円筒埴輪。
海から臨んだその有様は圧巻だったことでしょう。
今では中へ入ることは許されない仁徳天皇陵。
どうなっているのか気になります。
明治5年(1872年)に前方部の前面の斜面で発見された石室と石棺が描かれました。
その絵図が展示されています。
その絵図をもとに前方部の石棺が復元されています。
石棺を据える時に縄を掛けた縄掛け突起が大きくて、
前面に朱が塗られているのが印象的です。
明治5年(1872年)に発見された石室と石棺の間にあった副葬品のうち、
甲冑は詳しい絵図が残されています。
それもまた復元され、体験用の甲冑を実際に身にまとうこともできます。
自由都市、貿易都市であった堺では鉄砲を生産していました。
この博物館では警備員の方がいろいろ説明してくださいました。
写真は折り畳みになっている縁側を実演してくださっているところです。
※堺市博物館HP参照