旧有馬藩の摂津と旧立花藩の小保地区。
二つの地区は藩境で昔は争いが絶えなかったとか。
今回は小保地区を散策しました。
まず昭和初期の町家で営業している「パリ・モンスリー」。
パン屋さんです。
うるし屋さんもありました。
続いて天保年間に作られた緒方家の武家屋敷。
そして旧吉原家。
吉原家は江戸時代に旧柳河藩小保町の別当(町役人)を代々務め、
後に蒲池組(旧柳河藩の行政区分)の大庄屋となりました。
主屋は文政8年(1825年)に吉原三郎左衛門三運によって
建築されたと考えられています。
見どころは、彫刻欄間などに見られる細部にまでこだわった職人技。
吉原家の棟梁を務めた黒田多吉によって製作されました。
“大川木工”の伝統の技の結晶。
土間の直径約1mの鴨居にも目を見張ります。
※大川観光協会HP参照