この絵は小栗判官(おぐりはんがん)のお話。
小栗判官は伝説上の人物。
妻の照手姫の一門に殺され、
閻魔大王の計らいで蘇り、姫と再会して一門に復讐するという話なのですが、
この絵はちょっと違います。
照手姫が仕えていた横山光秀は二人の子と諮り、
小栗判官を招いて毒を飲ませようとします。
しかし侍女がこれを察知して古い歌を歌って小栗判官に知らせます。
小栗判官は逃げて行きますが、
そんなこととは知らない横山氏は小栗判官の生死を見届けるために
小栗邸に行きますが、
そこで片岡兄弟が奮闘するという図です。
※ウィキペディア参照