2017年04月19日

『ハムレット』

この2週間でけっこう本を読んだので、
少しずつ紹介していきます。
まずは『ハムレット』。
青春時代にかなり読破した世界の名作文学。
漏れているものの一つがこれでした。
やっぱり一生に一回は読んでおかねばということで。
きっかけは、これもそもそも一生に一回は生を見ておかねばと見に行った
芝居屋企画の演劇『ハムレット』でした。
どうしてハムレットはさっさと父王の敵を討たないのか、
どうしてオフィーリアに冷たく当たるのか、
謎が多い芝居です。
訳者の福田恆存が書いた解説を読んで、
ハムレットの饒舌が理解できた気がしました。

「自分の人生を激しく演技している」

「その激しい演技欲のために、ハムレットは本来の自己を失う」

作者のシェークスピアは役者でもありました。
演じるということのために、演技する人を演じるために書かれたた本。
そう思うとはじめてあの饒舌が理解できたのでした。
そして演じることに取り憑かれた人たちが、
どうしてこの作品を演じたいと思うのかも。

ハムレット (新潮文庫) -
ハムレット (新潮文庫) -
posted by 理乃 at 21:04| Comment(0) | ★図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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