2018年08月28日

「君の膵臓をたべたい」

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)
君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

「キミスイ」と呼ばれ圧倒的な人気を得た青春小説「君の膵臓をたべたい」。
映画は主人公が教師となって昔を思い出すというダブルキャストとなっているけど、小説は主人公の高校生時代で終始しています。
主人公は病院で「共病文庫」というタイトルの日記を拾います。それは不治の病に冒されたクラスメイト、桜良のものでした。そこから二人は接近していきます。でも主人公は人とのコミュニケーションが取れない、取らない、引きこもりではないけど、学校に来てもクラスメイトから孤立しているという人物。
明るく人をひきつける桜良と主人公は正反対の性格。けれど二人は次第に心を通わせていき、桜良の思いがけない死が主人公を変えていきます。
鬱屈した青春から変わっていく爽やかな成長物語。
映画に太宰府が登場したのですが、小説では違う場所かもと確認のために読んだのですが、小説では二回も登場します。一度目は桜良と二度目はそれを振り返る旅を桜良の親友と。
太宰府天満宮、参道、梅ケ枝餅、手水舎、御神牛、太鼓橋、御神籤、宝物殿、菖蒲池が出てきます。梅ケ枝餅はその場のぱりぱりと、時間が経ってビニールに包んだものの二種食べます。(これはすごい。住野よるは梅ケ枝餅ファンですね)
「僕らは、自分だけじゃ足りなかったんだ。だからお互いを補うために生きてきた。」
ここに納得し、号泣する人は多いんだろうな。
posted by 理乃 at 11:47| Comment(0) | ★図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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