国民休暇村向かいの下馬ヶ浜海水浴場にあります。

「志賀の海人は 藻(め)刈り塩焼き いとまなみ
髪梳(けづり)の小櫛 取りも見なくに」
(石川少郎 巻3・278)
〜志賀の海人は海藻を刈ったり、
塩を焼いたりして暇がなくて、
櫛箱から髪をすく櫛を手にとって見ることもない〜
石川少郎(しょうろう)は大宰少弐。
毎日の重労働でおしゃれをする暇もない
志賀の海女を想って詠んだ歌。
沖に見えているのが沖津宮。

中津宮は勝馬小学校の裏にあります。

平成6年ここで志賀島初の古墳が発見されました。

長さ2.75m、幅1.65mの竪穴系石室が検出されたということ。
勝馬を拠点とした海人集団の首長の墓であろうと
推定されています。