2008年01月06日

文楽

文楽大好きです。
福岡でも年末になると博多座で公演が行われます。
昨年末、楽しんだのは「仮名手本忠臣蔵」と
「日高川入相花王(いりあいざくら)」。

hakataza1.jpg

「日高川入相花王」では安珍を追いかける清姫が
大蛇となって川を渡るシーンがドラマチック。

太夫、三味線、人形遣いが一つになって、
物語を奏でます。

太夫とは浄瑠璃語りのこと。
情景描写からさまざまな登場人物を
ただ一人で語り分けます。
激しいシーンが続くと、
たった一人で本当に大変、
体力を消耗するだろうなと感心します。

人形は3人で操ります。
主遣い(おもづかい)が首と右手、
左遣いが左手、
足遣いが脚を動かします。
主遣いは顔を出していますが、
左遣いと足遣いは黒衣姿です。

「日高川入相花王」は、
安珍と清姫の道成寺伝説を題材とした五段続きの時代物。
「渡し場の段」が最も有名で、
博多座で上演されたのもこの段でした。

十世紀、朱雀天皇の時代。
弟の桜木親王に皇位を譲ろうとする天皇に対し、
皇位を狙う別の一派が親王の命を狙います。
親王は安珍と名を変え追っ手から逃れていました。
やがて、熊野の真那古庄司のもとにたどり着いた親王は、
恋人と道成寺へと向かいます。
庄司の娘、清姫は安珍に恋して後を追い、
道成寺の近くの日高川に差し掛かります。
川岸の船に川を渡すように頼む清姫。
しかし安珍は清姫が来ても川を渡さないように
船頭に頼んでいたため、船頭は船を出しません。
嫉妬に狂う清姫は川に飛び込みます。
そして大蛇となって川を渡るのです。
凄まじいその執念の世界に観客は引きこまれます。

こういう情念の世界を
日本人は好んできたのでしょうね。

さて、歌舞伎も文楽も休憩時間があり、
その時間お弁当を食べるのが習慣です。
お目当てのお弁当は劇場についたら、
まず予約しておきましょう。

今回いただいたのは料亭老松のおにぎり弁当。

hakataza2.jpg

ほんとは別のがよかったのですが、
出遅れてしまいました…。

料亭老松といえば昭和2年創業。
全国の著名人や財界人に支持されてきたという博多の老舗料亭です。
一見さんはお断りだったでしょうか?
訪れた経験はありません。
でも、この「おにぎり弁当」、
一つひとつのおかずの味付けが良く、
美味しかったです。
皆様はどこのお弁当を食べてらっしゃるのかしら?
わたしは軽くサンドイッチということもあります。

今年の年末もできることなら文楽を見たいと思ってます。
一番チープなお席は2000円。
双眼鏡を持っていけば充分楽しめます。
ラベル:文楽 博多座
posted by 理乃 at 12:48| Comment(0) | ★観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: