2015年04月09日

合掌。モーリス・ヒグチ氏

モーリス・ヒグチ氏が亡くなったという知らせが入りました。
2012年12月4日の西日本新聞「世界のまなざし」で紹介した
ニューカレドニアの日系人です。
明治政府の政策で鉱山労働者としてニューカレドニアに日本人が移民しました。
彼の父、ヒグチタケオ氏もその一人。
彼はチェバギというニューカレドニアの北の鉱山で働き、
その後麓のパアアグメンに店を出しました。
他の日本人と同様、第二次世界大戦の勃発と共に強制収容され、
その後強制送還。
ほとんどの日本人はその後ニューカレドニアは戻らなかったのですが、
彼は戻った稀有な例。
息子のモーリスはヌメアで働いていましたが、その後故郷に戻り、
妻が亡くなったあと、ただ一人で暮らしていました。
わたしはニューカレドニアにいたとき、その家を訪ねました。
そもそも家はほとんどないのですが、ほかの家から隔絶した一軒家でした。

モーリスの家_1.jpg

ニューカレドニアの木々が生い茂る家。。。

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裏はすぐ海でニッケルを運ぶベルトコンベアが海の中に伸びていました。

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孤絶。。。本当はそうではないかもしれないけど、
わたしにはそういう言葉が浮かびました。

モーリス_1.jpg

彼の家には父親が残した雑誌や本がたくさんあって、
わたしの友だちのポールはそれを収集していました。
その中に一冊の日記があって、わたしは今でも気になっています。
それはタケオ氏の友だちでニューカレドニアを仕事で訪れた日本人のものです。
ポールからその日記を借りたわたしは、すべてブログに転記しました。
けれど未だに持ち主の関係者は現れません。

モーリスの家を訪れたあと、
タケオ氏が働いていたチェバギ鉱山に向いました。
かつて山の上に人々は暮らし、働いていました。
けれど今は新しい鉱山が残るのみで、村は廃墟になっています。
年に数回、その村は公開されるのです。
山の上は霧が立ち込め、赤い異世界でした。

赤い世界_1.jpg

そこを鉱山のトラックが行き交います。

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眼下に廃墟の村が広がりました。

写真1古き村_1.jpg

学校から病院まで何でもありました。
ここで日本人も働いていたのです。

写真3トロッコ_1.jpg

モーリスの死で思い出した北の町。
ただ安らかに眠ってくださいと祈るばかりです。

★一冊の日記の記事
http://rino-newcaledonia.seesaa.net/article/270765711.html
これを書いたのはイワサキノリオという日本人です。
彼はヒグチタケオ氏の友人で、
船かニッケルに関わる仕事でニューカレドニアを訪れ、帰国しています。
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2015年03月11日

授業の再開

2012年2月、ニューカレドニアのポワンディミエという小さな町へ行ったわたし。
中学校で教え始める前のこと、町のスーパーで一人の少女と出会った。
それがポワンディミエの生徒との初めての出会いだった。
「ボンジュール」と挨拶すると、彼女は「わたしは日本語を習うことにしたの」と言った。
当時中学一年生。正式の日本語は中学二年生からだったので、
彼女はオプションのクラスにやってきた。
それがレナイカとの出会いだった。
そのクラスにはもう一人エロアという聡明な生徒がいた。
彼はとても真面目で大人しかった。
2013年、わたしが去ったあと二人は別の先生について日本語を第二外国語として正式に取った。
でも2014年は日本語の授業そのものがなくなり、困ったエロアのお父さんから連絡があって秋からスカイプで個人的に教えた。でもレナイカはそのままだった。
2015年2月、二人はポワンディミエの高校に入学した。
ニューカレドニアで日本語の先生を募集したようだけれど誰も応じず、
校長先生はわたしに連絡をくれた。
そして今日が初授業。
わたしはポワンディミエにはいない。スカイプでの授業だ。
愛する二人の生徒と再会できて、とてもうれしかった。
写真は三年前のものでレナイカは特に成長していた。
ポワンディミエを去る前に学校で寿司の調理実習をしたのだが、
それに参加できなくて残念ったので、「じゃ、おうちに教えて行ってあげる」と言うと、
お母さんから許しが出た。
そこには二人のよく似た愛くるしい姉妹と、もう一人生まれたばかりの赤ちゃんもいた。
これからまた彼らとつながっていける幸せを噛みしめる今日の午後の空は明るい。

エ ロア - コピー.jpg

IMG_3528 - コピー.JPG
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2014年08月04日

東横INN客室専門誌「たのやく」に拙著が掲載されました

楽しく読めてときどき役に立つ本「たのやく」は全国の東横INNに置いてある客室専門誌。
さまざまな雑誌・書籍の“転載記事”により構成された一風変わった雑誌です。

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http://www.tano-yaku.com/

その8月号で拙著「ニューカレドニア〜美しきラグーンと優しき人々」が紹介されました。

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本はアマゾンなどで買うことができます。

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2014年05月21日

ウベア島のココナッツの石鹸

合成洗剤がきらいで、ニューカレドニアでは、ウベア島の石鹸工場で買ってきた粉石鹸を使ってた。
そこはウベア島のまさこさんが案内してくれた工場。。。
昨日、台所のフキン洗いの石鹸が切れたので、
ウベア島土産で取っておいたこの固形石鹸を使い出した。
石鹸からココナッツの香りがした。。。
そして飛行機の窓から見たウベア島の美しさを思い出した。。。

ウベアの石鹸_1.jpg
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2014年05月16日

ニューカレドニア知事選速報

ニューカレドニア知事選結果。

北部州はわたしが滞在していたときと同じポール・ネアウティン氏が再選。
ネアウティン氏にはとあるパーティーのときお会いし、
飲み物を持ってきていただいた思い出があります。

南部州は、こちらも面識のある方の息子さん。
南部州は40議席のうち独立派が7議席。

わたしが教えた中学校にいたポール・ネアウティン氏の親族の少女たち。
あの黒い大きな瞳を思い出す。
いっしょにビンゴへ行ったっけ。。。
posted by 理乃 at 22:09| Comment(0) | ニューカレドニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月12日

ニューカレドニア州議会選挙速報

わたしは友達や元生徒たちがいるニューカレドニアの政治状況が気になります。
5月11日、ニューカレドニアでは州議会の選挙がありました。
投票権は1998年以前から住んでいる人しかありません。

投票率は前回より2.1%減と言っても、
71.9%!

その結果。
ニューカレドニア総議席中
独立派 25議席
反独立派 29議席

わたしが暮らした北部州とロワイヨテ州は圧倒的に独立派。
独立派が議席数を伸ばしました。
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2014年04月22日

ニューカレドニアから届いたポストカード

ニューカレドニアの中央の山脈。
ヌメアから、その山脈を越えてポワンディミエまでのドライヴは
わたしにとって過酷だった。
オートマ車だったら楽だったが、マニュアルは今でもだめ。
7時間もかかった。途中で疲れきって1時間放心して休憩した。
そして山脈越えが何より辛かった。
坂道を登りきれなくて、車をよたよた走らせていると、
途中のトリビュー(先住民族の集落)から口笛が飛んできた。
イヴァンが送ってくれたこのポストカードは、そんな山脈沿いのトリビューの一つ。
今では懐かしく思える。
トリビュー、ボポプ。

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2014年04月03日

鹿肉ジャーキー

ニューカレドニアにいたとき山から降りてきた野生の鹿の群れを見た。
日本で見たのは那珂川町の猿の群れ(笑)くらいだから
その光景に驚いた。

生徒は家族と山へ狩猟へ行くと行っていたし、
ニューカレドニアの人々にとって狩猟は身近なものだった。

市場でも道筋の屋台でも鹿の串焼きを売っていた。
そしてとびきり美味しい鹿の燻製ソーセージをいただいたし、
鹿の生肉料理も御馳走になった。

そんなニューカレドニアの新しい生産品がこれ。
鹿肉を塩漬けして乾燥したものらしい。
ニューカレドニアの野性味あふれる山岳地帯を走り回る鹿たちを想像します。
これお酒は何が合うのかな?

鹿の燻製_3_1.jpg
posted by 理乃 at 12:18| Comment(2) | ニューカレドニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月11日

アールデコ服

ニューカレドニアで買ってきた
アールデコ調のデザインのお洋服。
お洗濯するうちに銀色の布がどこかへ行って
真っ白に…。

アールデコ_1.jpg

サンカクヤで銀の糸を買ってきた。
アールデコ2_1.jpg

修復完了。
これを着て友だちのライブに出かけた。
『Cheap Side』っていうレトロなライブハウス。
めちゃインティメイトなライブで楽しかった〜

アールデコ3_1.jpg
posted by 理乃 at 11:36| Comment(0) | ニューカレドニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月01日

生徒からの贈り物

C'est un cadeau de une élève en Nouvelle-Calédonie.

わたしはホントは手芸好きです。
だからサンカクヤ(手芸店)に行くと楽しくてしょうがない。
ま、何か作っている暇はないけど。
修復、改造くらいはよくします。

去年、生徒からもらっていたネックレス。
長さがイマイチ合わなくて着けられずにしまっておいたんですが、
パーツを買ってきてチョーカーに改造。これでジャストフィット。
今、お気に入りのこの石を、よく身につけています。
でも、いったい何の石かしら?
トルコ石?
彼女はこの石は先生のお守りになるからと言ってくれたっけ。

ソフィーのおまもり_1_1.jpg
posted by 理乃 at 11:52| Comment(0) | ニューカレドニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月23日

『フランス人三人組福岡の旅』open top bus篇

Je suis monté dans le bus à toit ouvert avec des amis français qui sont venus de Nouvelle-Calédonie et Paris à Fukuoka.

先週のフランス人三人組福岡案内でコースの一つに選んだオープントップバス。
これ、思ったよりずっと面白かったので
まだ試したことのない方はどうぞ。

その日の夕方から博多部を歩く予定だったので、
シーサイドももちコースにしました。

予約を入れて、チケットは出発前に市役所1階の売り場で買いました。

http://fukuokaopentopbus.jp/

opentopbus_1_1.jpg

何分、普通のバスの上部より高いところに目線があるから
ふだんの町並みの見え方が全然違います。

opentopbus2_1.jpg

都市高を走っていくときはジェットコースター気分。
それってふつうに乗用車やバスに乗っていては得られない快感。
覆うものがない。
だから海の上を走るバスに海風が直接当たり、
髪は逆立ちセットは崩れる。
真冬は相当寒いはず。

ガイド付きで、いろいろ説明してくれるから、
ジモティーも知らないことがあるよ〜。
posted by 理乃 at 11:37| Comment(0) | ニューカレドニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月17日

『BISCOCHOC(ビスコショック)』のチョコレート

On peux acheter le chocolat de Nouvelle-Calédonie à Fukuoka.

今日、同僚の先生がチョコをくれた。

ニューカレドニアのチョコを売っていたからって。
うれしい!
福岡でニューカレドニアのチョコを売っているお店があったんだ〜。

ビスコショック_1.jpg

これは『BISCOCHOC(ビスコショック)』のチョコレートじゃあ、ありませんか!
『BISCOCHOC(ビスコショック)』はニューカレドニア最大手のチョコレート会社。

これ、癖がなくて、やわらかい味で美味しかった〜!

ニューカレドニアのコーヒーとチョコは美味しいんですよ。

ビスコショック2_1.jpg

このイマイチ処理がアバウトなところがニューカレらしい。
posted by 理乃 at 21:10| Comment(2) | ニューカレドニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月18日

ニューカレドニアのチョコ

C'est chocolat en Nouvelle-Calédonie.

ニューカレドニアのお土産をもらった。
チョコレート!
うふふ。

ニューカレチョコ_1.jpg

パッケージにニューカレドニアのカーズやら
カグーやら椰子の木やら
いっぱい描かれているのがいいな。
posted by 理乃 at 19:41| Comment(0) | ニューカレドニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月09日

ポワンディミエのコーヒーを飲みながら…

C'est du café de Poindimié.
J'adore du café de Poindimié.

ニューカレドニアに行って以来、体質もちょっと変化しました。
どうしてだか分からないけど。
花粉症が軽減したし、
アルコールも微妙に強くなった気がします。
あくまで微妙だから勧めないでね。
あと絶対NGだったコーヒーを飲んでる…。
なぜ??

これはポワンディミエのコーヒー。
とっても肌理が細かなコーヒー。
アーモンドテイストがプラスされていて、
とっても美味しいコーヒー。
わたしの中では、今、コーヒーはニューカレドニアでしょって感じになってるんです。

ポワンディミエのコーヒー_1_1.jpg
posted by 理乃 at 12:13| Comment(0) | ニューカレドニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月08日

ようこそ! 日本へ!

今朝、ニューカレドニアから二人の留学生が到着したので
お迎えに行ってきました。

ヌメアで会って以来の再会。
高校を卒業したばかりの二人。

一緒に買い物に行って、身の周りの品々を少し買い、
そして自転車も購入!!!

買いに行く時はいっしょに行ったけど、
帰りは二人だけで寮への道をもどりました。
がんばれ〜!
二人のすてきな未来への第一歩です。

到着5_1.jpg
posted by 理乃 at 19:06| Comment(0) | ニューカレドニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月12日

Poumの塩

明日はようやく、ようやく
お友だちのミーナさんと会える日。
いつもお店のセレクトがわたし好みでナイスなミーナさん。
明日連れて行ってくれるところもすてきそうで、とっても楽しみ。

ミーナさんへのニューカレドニアのお土産はこれ。

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プンムの塩1_1.jpg

これねー、ニューカレのお塩なんですよ。
作られてたんだー、なんですけど。

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ニューカレ滞在中、わたしは北へも何度か行きましたけど、
ここまでは行けなかった。
プンムという町で作られています。

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美しい青い海から生まれた塩です。

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お料理好きのミーナさんなら、上手に使ってくれるでしょう。

このお塩、ヌメアでは『アクア』さんで買えますよ〜。
posted by 理乃 at 00:10| Comment(0) | ニューカレドニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする