ハードスケジュールが続き、睡眠もとらなかったので
ちょっと体調をこわしてました。
どんどん情報が古くなっていくので
今日はがんばって一つ。
とっても気に入った温泉に出会いました。
それは水俣日帰り取材の帰りのこと。
とても一気に帰ることができなくて、
途中で一休みすることに。
取材で出会った人々にリサーチして選んだのが日奈久温泉。
「金波楼」という温泉の名前が出てきたので、そこにすることに。

案内所が目に入ったので場所を確かめました。

う〜ん。なかなかいい感じ。
期待大!

放浪の詩人、種田山頭火は日奈久をこよなく愛していたらしい。
うん。分かるよ。

情緒漂う通り。


日奈久といえば竹輪しか知らなかった。

竹細工のお店。

立派なたたずまいの日奈久温泉センター「ばんぺい湯」。
2009年7月21日にオープンしたばかり。
始まりは約350年前の細川藩の藩営温泉「御前湯」。
「ばんぺい湯」という愛称は八代特産の晩白柚のように
多くの人々に愛される施設になってほしいということから名付けられました。
さて、お目当ての「金波楼」の裏手にある専用駐車場に車をとめました。
裏から入っていけるけど、表が見たいので
ぐるりと回ってみたら。。。

たちまち恋に落ちました

この建物。
すごかったんです。何も知らなかったけど。
熊本で一番古い木造三階建ての建物ということ。
金波楼の名前は見晴らしの良い三階から八代海に沈む夕日に映えた
金色の波が展望できたことに由来しているということ。
木造3階建て旅館が密集する町並みの中で
一番大きく贅を尽くした旅館として100年間操業してきました。
国の登録有形文化財となっています。

この奥のお風呂に入りに行きます。
ああ、中が撮影できないのが残念。
とてもよく手入れをされた内風呂。
お客様も2,3人だけ。
それでは大好きな露天に。
ここではたった一人。
日奈久温泉の空に上った月を見ながら
ぼうっとお湯に浸かっていました。
なんてすてきな。。。
なんて心地いい。。。
ぜいたく〜。
ぼうっとしているとヘリコプターが上を通っていきました。
人気のスーパー銭湯などは人が多くてくつろげません。
わたしはこういう人の少ない温泉が好き。

休憩所もただ一人で使用。

昔から作られていたにっけ飴を買いました。
なんと日奈久はここだけじゃなく、
趣のある木造旅館がまだまだ残っているのです。
大好き。日奈久温泉。
■金波楼
熊本県八代市日奈久上西町336-3
TEL:0965-38-0611